最初は普通に次の試合について話し合ったが話は変わった




『話ってなんだよ』





「静紅のこと」





『静紅がどーしたんだ?』





「静紅のこと本当に守れる?」




いつになく真剣な顔で聞いてくる




『何で急にそんなこと…』




「静紅を守ってくれるって約束したら話してあげる」





『何をだよ』







「何で静紅が転校して来たか」






そう言うとヒビの入った水晶のペンダントを渡された




「来週の試合終わった次の日あの広場で待ってる」




『待てよその広場って出入り禁止だろ?』





「だめ、そこでじゃないと意味が無いの」





『分かったよ』




こうして部室を後にした