1週間後、成宮を誘ってあのカフェにやって来た



「いらっしゃい!あら、女の子なんて連れてきて珍しいじゃないの」



『まぁ、たまにはいいでしょ?』




「ふふふ、どーぞ」



このカフェは街では知らない人はいない人気のカフェだ



そんでこのカフェの店長槙(まき)さん
槙さんにはよく相談にのってもらうぐらい親しい中だ


『槙さん、いつもの二つ』




「はーい」




「隆平くんお店の人と親しんだね」




『まぁな、ここ行きつけの店だから』



「そうなんだ
でさ、私を誘うのは何か話あるの?」



『え、えっと』




「ん?」




『それはさ、あのだな
ほら、俺ら仕事のペアだろ?』



「うん」



『信頼関係みたいなの必要かなって思って…』




「なんだぁ、素直にそう言えば言いのに」





『ご、ごめん』




「大丈夫!私も隆平くんのことよく分かってないし」




『おう』




「はい、いつものどーぞ」




「ありがとうございますっ」




『あざーっす』




「わぁ、カフェモカだぁ 美味しい」




クシャっとした笑顔をこちらにみせてくる




『だろ?ここの他の所よりうまいんだよ』




「うん!」




成宮とたわいもない話をして穏やかな時を過ごした