成宮はこちらに笑顔を向けるとその場から立ち去ってしまった 「ねぇ、今の静紅ちゃんだよね?」 『あぁ』 「詩歩は知ってたの?静紅ちゃんのこと」 「……………」 「詩歩答えて」 「うん、知ってたよ」 真田は手甲鉤を外して逃げるように家へ帰った 『晴香俺らも帰ろう』 こうしてこの場を後にした