ん?誰かが私を呼んでる‥‥




我に返ると隆平くんが私を抱きしめていた





「り、隆平くん 私一体何を‥‥」





『静紅おかえり‥‥』




隆平くんのお腹には私の短刀が刺さっていた



(まさか‥‥)



隆平くんはそのまま私に寄りかかり意識を失ってしまった




「えっ、うそ嫌だよ隆平くん 隆平くん!」




サイレンの音が近づいている




「静紅ちゃん救急車呼んだから手伝いなさい」




晴香ちゃんに言われるまま私は隆平くんと救急車に乗った