ワナワナと震えだすお兄の顔は既に真っ赤で… 「…誰のせいだと思ってんだよ!」 「はい、私ですね、はいはい。じゃ、私お風呂入ってくるね~」 私はお兄を軽くあしらいお風呂へ逃げた。 だってめんどくさいし~♪ 「おおおーい!おまっ、ちょっ…」 「健一様、例の件でお話が」 「…ったくよ!わかった、って、浩、”様”はいらねぇよ。フツーに呼べって何回言わせるんだよ」