デスクに行くと、あたしの机に山のように書類が積んである。
分かっていたことだ、仕方がない。
休んだ間に貯まった仕事を、これから死に物狂いでやらないといけない。
柏木さん、河田さん、そして大量の仕事だ。
ため息をぐっと飲み込み、
「お休みをいただき、ご迷惑をおかけしました」
周りの人々に頭を下げる。
そんなあたしに、
「南條さん、無理しないでね」
とか、
「もう大丈夫か?」
とか心配してくれる同僚。
少し気持ちがホッとした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…