何時（いつ）からだろうか。

幸せな生活が崩れてしまったのは．．.








ああ、思い出した、あの日だった。



それは、私の８歳の誕生日のことだった。

あの日、私がどうしてもショッピングモールへ行きたいとわがままを言った。


カランカランッ＿＿＿＿＿

永「私、あれ欲しいっ！！」

父「分かった、ちょっと待ってろ。」

永「ありがとー♪」

私はルンルン気分でお店から出てファミレスで昼食をとっていると、いきなり知らない男が、お店に入ってきてナイフを向けながら

男「手を挙げろ！！」

と言った。

男は私に早歩きで向かって来ている。

刺されそうになって、やっと、危険を察知した私は咄嗟に目を瞑った。

だけど、一向に痛みは襲ってこない。

不思議に思った私は目を開けた。



なんと、
目の前には



私をかばって刺されて、血を流している



　　お父さんがいた。



そのあと、すぐに病院に搬送されたけど亡くなってしまった＿＿＿＿＿＿