美乃里~~‼ いつまで寝てるの~~‼

拓君が来ちゃったじゃない‼

夢の中でそう叫んでいるお母さんの顔が出てきて、起きあがった

べちっー

「痛っ‼

ちょっと何すんのよ!」

お母さんに叩かれた頭をスリスリ擦りながら私はのそのそあるいてリビングへ向かう

「何であんたはそうあるかな!?

今何時だと思ってるのよ!?
拓君来てるって言ってるでしょ!?」

「えぇっっ‼

夢じゃなかったの!?」

「何寝ぼけたこといってんの…

入学式よ‼

アンタ分かってんの!?」

「あぁぁぁあ!!!!!!

そうだった‼」

すっかり忘れてた…