いつでも笑顔な君は

その満面の笑みを涙で濡らして



あと、3㎜……

また、手が届かない

君の涙を拭えない



いつでも笑顔な君は

自分が泣いていることに気づかない


涙の溜まった目が

僕を見つめて笑ってる




(その目に映る僕は、笑ったふりの彼女より、もっと泣きそうな顔だった)