涙を流す友人に

大丈夫だよって微笑むのに

支えるよって励ますクセに




一人になったその瞬間

優しかった微笑は

自嘲を含んだものになる




はは、と乾いた笑い溢して









誰かに頼ってしまいたい

誰かに縋ってしまいたい









そんな相手いないのに

そんな勇気も持てないのに














(だから私は何度でも、傷ついた何かを誤魔化して、笑う、笑う…。)