しかし、それで終わりではなかった



紙の右下の端になにか書かれている



『俺はお前が好きだ』



読めるか読めないかの小さな字



しかし、確かにそう書かれていた



それを見た瞬間、涙腺が崩壊した



「ばか…ずるいよ…」



溢れた涙は止まらず、ずっと泣き続けた