まあ、食べたいものを食べたい!と主張するほど食べたい物ないし、女の子らしく意見を合わせとくか~。



番号札が鳴るまで座ってゆっくり出来るかな。





「失敗した?」




「え?」




テーブルの上に置いていた私の爪を見ている。




失敗したのは自分でも分かるけど。





わざわざそれを言うんだ。




上から目線出来る立場かわけ?




ダサい格好してきてさ。




と思ったのは後からのこと。




この一言は5年経った今でも、思い出したら腹が立つ。





あの頃は、初彼で恋愛経験ゼロ。



絶句した。




開いた口が塞がらないとはこの事