「だから、きもい。ぶつかったのは謝る。だが、好きとなればべつだ。顔で好きというやつが世界で1番嫌いなんだ。」 傷ついたような顔をしてるこいつ 多分もう俺には関わらないだろう。 「ご、めんな、さい」 小さい声で聞こえた 謝られたのは初めてだ。 少しだけ、今までのとは違うのかもと思いながら俺は立ち去った ___落ちていたウサギのパスケースを握って