沖「治った...?」


佑「アプロディタは愛と美の神だ。
傷や病を癒すことが出来る。」


藤「そんなことより!お前は大丈夫なのかよ!?」


沖「そうです!あなたの傷は癒えて無いじゃないですか!」



―ピリッ



…きた。

沖田につかった術はちょっとデメリットがある。


それは...。



―ブシャッ



自分の血を死ぬギリギリまでディーに与えること。


佑「う"ぁ"...っ!」


傷口から止めどなく血が溢れ出すのを見て新選組の奴らは唖然としている。


…っ、やっぱ痛てぇな...。
2回目でも慣れない...。


沖「血が...!止血しないと...!」


佑「意味無いよ。
ある程度血が出るまで止血しても出続ける。」


沖「そんなっ!
このまま血が出続ければ...!」