「ここいると思い出すね〜。」

3人で顔を見合わせてニコッとした。

「「「YNAー!」」」

「でもほとんど何もしてないよね〜。」

「珍しいね、奈々。でもホント。何したらいいんだって話し!」

「そりゃ、縄張り広げればいいんじゃね?」

「どうやるの?そもそも縄張り張ってる奴、今時いる?」

「「いない。」」

そりゃそうか。

「明日も学校か〜。やだね〜。ホントに。」

「あたしらは九条君に会えるもんね!奈々!」

「うん。さっきのトランプ羨ましかった〜!」

「ああ。奈々呼ぼうと思ったら話してたから辞めたの。」

「そっかー。残念。」

ホントに残念そうに肩を落とす奈々を見て罪悪感…。

ピロリん。

メールか。

開くと杉崎優太。

ともう一件入っててもう一件は荒木だった。

「は?」

「何、さっきの人?」

「メールしあってんのね!こりゃ落ちるのも時間の問題か!」

もういい…。

勝手に言ってろ。