「もー!で、どうだったと思う!?
・・遅い!三人とも同じクラスよ~!!」

「答えるスキも与えてもらってないよ
あれ、でも城山くん理数系なの?国語の点数良かったじゃん?」

「あぁ、国語は得意だけど英語が壊滅的に悪くてな」

なるほど!
あ、城山くんの弱み発見

ニヤニヤしてみつめると


「なに、俺に惚れた?クラスが一緒で嬉しいんだな」

「は!?誰がだ!いや、クラス一緒なのは嬉しいけど・・・」

「・・・・・・お前ホントにタチ悪いわ」



「ねぇ?ラブラブのとこ悪いんだけど。
私の目の前でやらないでくれる?非リアには目の毒よ!」


ラブラブ!?何のこと?
え、私彼氏いないよ?いや彼女もいないからね?


「ほ~ら、城山くんも隠れて照れないで、新しいクラス行くわよ!」