それが修斗にも通じたのか、唇を離してくれた。
『やっべ。止まんなくなるから』
目元を隠しながら修斗が言う。
なんのこと?
何が止まらなくなるの?
ま、いいか!
「ねぇ。いつから私のこと好きだったの?」
『はぁ!?それ聞くか?』
それ聞いちゃうんです。私は。
『はぁ。ほんとに、昔からだよ。幼稚園ん時から』
え、私とそんなに変わらない。
…………
『あ゛ー!……あ、胡桃、キーホルダー、また交換しよ。そろそろ替えなきゃ俺のも壊れそうだし』
「そうだね。付き合った記念にもなるし」
修斗と出会えて、本当に幸せです!
END