自覚したと言っても、


今小川と過ごしていることに変わりはないので、


一緒に行動している。


「んふふ、美味しーい!」


クレープを頬張って美味しそうにそう言う小川。


「あ、小川、ほっぺたにクリームついてる。」


と言って頬についたクリームをティッシュで取ってやると、小川は驚いたようにこう言った。


「草薙くん、なんか、お母さんみたい」


「...うるさい!」


鈴菜の世話はしてたけどな!多少は!


少なくとも僕はお父さんがよかったよ!!


「ちなみに褒めてるからね?」


と、にんまり笑顔の小川が言う。


「お前、ばかにしてるだろ!」


そのセリフを聞いて小川は爆笑


釣られて僕も笑ってしまった。