それからの日々は、健のためにあるもの だった。学校から帰れば、必ずLINEして話 した。次第に、私達の会話は先輩後輩の会 話ではない。 愛してる。大好き。オレのもの そう送られる度に、健に対しての気持ちは 強くなっていった。 年が明けても、私達は相変わらずの会話。 けど。健の彼女、つまり私の友達から LINEが来たんだ。