前に行くと机を蹴られた隣の子もいた。

「次、前の奴らだけでやるから声出せよ!!!」

「おっす!!!」

すると、一人の応援団が目の前にきた。

近すぎるーー。
なんで私のところにくるのよっ!

その人は髪がツンツンしていて、きりっとした目をしていた。

どうしてずっと近くにいるの?

まさか私に目をつけているのか!?

と、一人で考えているうちに時間なり、やっと今日の応援歌練習は終わった。