「よし、あと3日! 頑張るわよ!」

やる気を取り戻したあたしは、太一に運動部の票を取るように命じる。

直子にも、文化部の組織票を頼んだ。

「諦めの悪い女」

呆れた顔をする太一は、「へいへい」と言いながら動き出す。

「まぁ、付き合ってやるか」と笑いながら、直子も去っていく。

「よろしく!」