数十分後、あたしはずっと名簿を見ながら、メールを送り続けている。

「返事きた?」

食堂にジュースを買いに出かけていた直子は、あたしの分を机の上に置いて、問いかけてくる。

ゆっくり首を横に振る、あたし。

「やっぱり、もうダメなのかな」


元気?

久しぶり!

何してる?