「ねぇ、今度の日曜日は何してんの?」

あたしは大きなスプーンでお粥をかき混ぜながら、次に会う日を決めようと思っていた。

ご飯の間からモクモクと、熱い湯気がたつ。

ふうっと息を吹きかけて、彼の返事を待つあたし。

「……何も、してないと……思うけど」

なぜか、篤紀は途切れ途切れに答えた。

「何かあるの?」

変に思って首をかしげると、彼は慌てて「ない」と強く言う。