「おはよう、時枝くん」

「なんか、今日も疲れてるね」

「あはは・・・」



そう言えば、前もため息吐いてたところ見られたっけ。
時枝くんにはそんな姿見られてばっかだ。



「時枝くんは、朝から爽やかだね」

「え?」

「あ、いや。時枝くんと会うと、なんだか穏やかな気持ちになってホッとするなぁと」

「え、本当?」




ははは、と苦笑しながら視線を向けると、時枝くんは顔を赤らめて照れくさそうにしていた。
・・・・え。


なんでそんな照れるの?
そんな顔されたらこっちまでうつっちゃうよ。