――――――――――

―――――――――

――――・・・





―・・・私の、・・・せいで、ごめんね・・・




ザ・・・ザザ・・・




―・・・ん、・・・私・・・・せ・・・・で・・・・





―申し訳ございません、・・・私の心が弱いせいで、このような・・・




伸ばした手は、僕のそれとは少し違う。
でも、どこか懐かしい気がした。




―・・・ばかめ・・・




消えゆく命の灯が。
メラメラと燃え盛る炎に包まれて。




「・・・っ、」



ガバッと身体を起こし荒い呼吸を繰り返す。
あの日から。



彼女のあの呟きを聞いたあの日から。




繰り返し、繰り返し、同じ夢を見る。




深い後悔の真っ赤な炎に包まれた、夢。





――――――――――

―――――――――

――――・・・