「は、はせちゃん!?」
はせちゃん・・・私のクラスの担任。
なんではせちゃんがこんなところに。
「あ・・・?清宮!?お前、こんな時間になにしてんだ!」
「げ・・・!」
そうだ!
私家を抜け出してきてるんだ。
まさか担任に見つかるなんて・・・!
「こ、これは、その・・・。っていうか、はせちゃんはなにしてるの?化け物って・・・」
「あ・・・これは・・・」
はせちゃんは恥ずかしそうに笑う。
化け物!なんて言って怖がってる姿を生徒に見られて恥ずかしいよね、そりゃあ。
私も少し前ならバカにしてたかも。
「違うんだ、これは、清宮」
「ぷっ、別に変人だなんて思ってないし。私にも見えるから大丈夫だよ」
「・・・は?」