「つ、つかれたぁ・・・」


なんとか隅っこまで移動できた。
ちらっと見ると、瀬名くんの身体は眠っているように目を閉じてじっとしている。

確認すると呼吸もあるし心臓も動いているみたい。



ビックリ人間?




眠っている姿はとても穏やかで綺麗な顔してるのにな。
ま、中身はあいつだけど。




チラリと様子を見ると、信長さまと瀬名くんは妖とそれぞれ戦っている。
まぁ、協力なんてするわけないよね。



それにしても、恐ろしい量の妖。




「あの、大丈夫ですか?」

「え・・・?」