きゅぃぃぃぃ!!!



けたたましい奇声。
突如現れた大量の妖。




「え、な、なにこれ!?」




今まで見たことのない量の妖の姿に、足がすくむ。
信長さまはすぐに飛び出して行き戦闘態勢。

ど、どうしよう・・・。



こんな量、信長さま一人で倒せるの?




「おい、妖か」

「えっ?・・・見えないの?」



前を歩いていたはずの瀬名くんが私の元に戻り問いかける。
こんなに大量にいるのに、見えないの?