また、しばらくすると 今度はキジが荷造りをしていた。

「おや?キジ。君ももう行ってしまうのかい ?」

「はい。桃太郎さん。お世話になりました。私ももう、昔住んでいた野に帰ろうと思います」

そういってキジはパタパタと出会った野に帰って行った