涼くんは、笑ってくれなかった。 それどころか、涙を浮かべていた 「もう…決めた?」 『うん』 もうこの決断を変える気はない。 …きっと変えられないよ… …神様、そこにいるなら一つだけ叶えてください。 あの子を幸せにして… 辛い想いをさせないでください… できないのなら、支えてくれる人を見つけられるように 一生の親友のような子と友達になれるように…