「なぁ、やっぱり俺めんど、」

「あれ? 二人ともこれからどこか行くのー?」

「チッ青山……」


二人で遠足に行くような雰囲気を私が醸し出していると、それを察知してか青山くんが乗り出してきた。

確か青山くんは、陸上部だったっけ?