「あ……そう、ですよね。見ず知らずの私に、告白なんかされて……迷惑ですよね。すみません、朝から……困らせちゃって……」

「いや」


常に低姿勢の女の子。

うぅ……可哀想、そして健気!!


「(う~本当に子犬に見えてきたよ~可哀想だよ~)」


思わず目が潤む。

朝の爽やかなこの時間、きっといい日になるだろう!と思ってマンションを出たら、この有様! 現実ってツライ……!