「おい。どうした?顔赤いけど。」

私「何でも無いです!」

あなたに恋をしました!

なんて言えないよー。

「そうか。」

『ご飯の時間ですよー。』

と、麻婆豆腐が運ばれてきた。

ど、どうしよう???

私、辛いのダメなのに。。。

「おい。大丈夫か?青い顔して。」

私「…わ、私、辛いの苦手…なの。」

「そういうことか。」

というと、『すみませーん!』と大声で管理者さんを呼び出した。

「どうしました?」

「じゅ、じゃなくて。この子。辛いのダメみたいで、何か他にありませんか?」

珠理奈って言おうとしたんでしょ?

それに、こんな勝手なこと聞き入れてくれるわけないよ。

「かしこまりました。アレルギーはありますか?」

私「えっと。豆類と、小麦と卵、牛乳。あと、鳥肉とそば。です。」

「わかりました。」

と言って引き下がってしまった。

「珠理奈、そんなにアレルギーあんの?」

私「食べ物で言ったらあれだけだけど、農薬、科学繊維とかもダメ。数えたらきりがないんだけど。」

「そ、それで一部…?」

私「え?うん!」

「やばいじゃん。」

何かすごいこと言いました?

アレルギー体質なんて珍しくもないでしょうに。