「あいつ、大丈夫か⁇」

色んな人が瞬也君のことを心配してた。

だけど、私はそんなことできなかった。

なんで拓斗が死んだの⁇
代わりに……瞬也君が居なくなればよかったのに。

そんなことを思ってしまう私は最低だ。

そんなこと、もう分かってる。
分かっていても、拓斗が居たあの日々が恋しい。

あの日々に戻って欲しい。