「……こんな時間まで何してたんだ?お前、帰宅部だろ。」

「べ、別に、先生に頼まれた仕事してただけ。」

悠真と目を合わせれない。顔をそむける分だけ悠真の握る力が強くなる。

「じゃあ、腹みせてみろ。」

「はぁ!?何言ってるの?この変態!」

いきなりお腹みせろって…なにかんがえてるの!?

ピラ…

「ちょっと!何して…」

「やっぱり、あざだらけじゃねーか。」

悠真の顔がこわばった。私はうつむくことしかできない。