校門が閉まる時間まで私は殴られ続けた。
「明日、悠真先輩と登校してみなさい。もっと痛い目見るわよ。」

そういって、南城グループ(私が勝手につけた)は歩いていった。

…っ、やっぱり痛い。これ、家まで帰れるかな…

フラフラしながら立つ。壁にてをかけながらじゃないと歩けない状態だ。

だけど、あの人達もバカじゃない。

肌が見えるところは殴らないようにしてる。

それは、こっちにとっては好都合だけどね。

でも、今日のはやばい。足、もしかして、やったかな…。

っ!いきなり足がもつれる。やばい、転ぶ!


グイッ…

「ったくドンクせえーなぁ」

「ゆ、悠真…」