ウゥーーーー





すると少年は何を思ったのかいきなり唸り声を上げ始めた。



私はこの面白い生物の鑑賞に転じた。




すると少年は姿を変えさっきの白い獣になった。











私は今度は表情を変えなかった。







全く芸のないことだ。




さっき同じ手品を見たばかりだというのに。







私はあまりの期待はずれ感に本日3度目のため息を吐いた。



すると獣の方が驚いたらしい。



「・・・・なあこれで終わりか?」




私はつまらないので煽ってみた。








すると獣は一瞬ひるんだ。















が、












次の瞬間










ドサ






白い獣は私に襲いかかってきた。