私はノラの体をすみずみまで洗ってやった。




「これでさっぱりしたろ。」



だがのらはなぜだか疲れたようで湯船に浸かる頃にはぐったりとしていた。







今更、朝の疲れが出たのか・・・・・?









私はそう思い早めに風呂から上がることにした。







私は風呂から出て脱衣所でのらの髪を再び乾かす。




なんだこの二度手間感・・・・・・・




のらは本当に疲れているようでドライヤーで乾かしながら白い毛並みをなでても


目を閉じてじっとしていた。





そのため想像していたより早く乾かし終わった。


が、



「・・・終わったぞ・・・・・・・ノラ?」




反応がないノラ




まさか





死んだ・・・・!?





はずもなく





Zzzzzzz・・・・・・・・・




あろうことか床の上でジッとしたまま寝ていた。