昼食を食べた私はさっきまでのらが寝ていたベットを見る。




シーツは濡れ、ぐちゃぐちゃになっている。



それにのらも・・・・・・・



濡れていたから乾かしたのだが、傷口以外洗っていないため汚れているだろう。





私は濡れたシーツをもって床に寝っ転がっているノラの首輪をつかみズルズルと風呂場まで引きずっていった。


シーツを洗濯機に放り込み、おとなしく座り込むのらを見る



ついでに私も入るか、そう思い脱衣所で服を脱ごうとすると、


突然キャンキャン吠え出す。


脱ごうとした体制をそのままに行動を停止する。










「・・・・・私は犬語はわからんぞ」










すると人間に戻り、




「お前、俺の前で脱ぐとか恥じらいというもんがないのかよ。」






顔を赤くして、随分と必死なのだな。




「・・・・・その言葉、そっくりそのままお返しする。」




言わずもがな、今のノラの格好は全裸なのである。