―「ただいまぁ♪」

「だれもいないし」

翼は、リビングを見て言った。

「そうだね~。ちょっと寂しいけど嬉しいや♪」

革のソファーに腰かけた。

「なんで?」

翼も同様、隣に腰かけた。

「だってぇ・・・二人暮らしじゃん!!」

「答えになってない・・・」

「なってるのっ!!」

口を尖らせ、翼を見た。

「はいはい。じゃ、オレシャワー浴びて寝るわ」

翼は、私の言葉を軽く流し席をたった。

「はぁ~い♪」

「・・・一緒に入る?」

後ろを振り向いて私を見た。

「なっ!///ばかなこと言わないでよ///」

「ぶッ!冗談だって!」

そう言ってお風呂場に足を進めた。


―ばか・・・。

いっつもこうなんだから。

まっ♪嬉しいけど☆