最近は、雨の日も泣かなくなった。
空が生まれる前までは、君を思い出していた。
でも、空が生まれて私がしっかりしなきゃって思ったんだ。
私は、もう振り返らない。
翼との思い出は、色褪せないように全てしまい込んだ。
もし、空に好きな人ができて、その人と結ばれる時は、翼、見守ってあげて。
だからもう・・・
「泣かないで・・。」
空を見ながら呟いた。
それでも止まない涙に思わず外に飛び出した。
そして叫んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…