復讐

小5ではじめてのこと。

フードをかぶってはいるがいつ顔を見られるかは分からなくてこわかった、でも、初めてで、いろんな意味でどきどきしていた。

そんなときに

「ねぇ、きみさぁ1人??」

20歳ぐらいだろうか若いおねぇさんが自分の目の前に立っていた。

「おねぇさん、誰??」

「黒沼カレン。18歳。君、今暇??」

怪しいのは分かってた。でも今までのことにムシャクシャしてたから

「うん。暇」

って、こたえた。そしたら

「じゃぁさ、いいことしよ??」

「いい、こ、と…?う、ん。いいよ…」


それからその人はホテルに連れてってった。


それから、裏で顔が有名になりつつあった。

名前も違うのを使っていたため、『春木みゅう』としてではなく、『華都みゅう』として広がっていた。

毎日女の人を抱き…いつの間にかかかわりやすくするためにしゃべり方を変えていた。


そしたら…。小6の3月。

「みゅう。ちょっと話があるのだが…」

「…はい、義父さん」

義父の部屋に入った。

「お前、最近華都みゅうという名前をつかているか…?」