「そんなもんで解けるのか…??」


「ちょっ華都!」

「先生、なんですか??」

「お前、これも解けるか?」

「んーと…」

これ、似たやつ1回といたことあるな…。

「……できましたけど…」

「華都おまえすごいな。これレベル高いのに…」

そんなの知らない~。できたらいいんだ。


「授業じゃないのか?」

声が教室に響く。

「李冬さん…!!」

そう、教室に入ってきたのは宇野さんだった。

「みんなで、何してんだ?」

ある1人の男子…楼が答える。

「華都くんが大学入試の問題が解けて今あつまってるんです」

「へぇ~。なぁ、華都」

宇野さんが机の前に来る。

「大学院卒業課程のやつで勝負しようぜ?」

きゅうに何を言いだすのだろうか…。

「…面倒なんで…」

「拒否られたら…生徒会動かすぞ…」


ええええええええええええ!!!!!!黒笑で!!宇野さんは怖い…。