「……ふあぁ。おはよ。なんかあったの?」


あくびをしながらきたこの人は

森崎朱音、私の双子の姉なの。


「お姉ちゃんおはよ!今日から新学期なのに遅刻しそうなの!!」



「それは大変。天音、文句言ってる場合じゃないんじゃない??」


朱音が時計を指しながら言った。



「え!やば!行ってきまーす!」



「「「行ってらっしゃい。」」」