「で、なんで男子校の寮に、恋歌たちがいるわけ?」

と真っ先に悠稀は口を開いた。

「そうだよ。餌食にされちゃうじゃん。」

何が餌食なの?と私は、首を傾げる。

「おい。口々にうるさいぞ!ちょっとは黙れ!」

ひぃー!と言う声とともに、あたりは静まり返った。

「はぁ。。やっと静かになったな。さて、恋歌たちがここにいるのは、紛れもなくここの学校に入学するからさ。」

と、まあ、とんでもないことをさらっと。

「はぁー?冗談もいい加減に。」

と、佑樹が言った。

「ホントのコトだ。クラスは2-2だ。恋歌たちは、心配すんなよ。悠稀たちのクラスだから。さぁ、もう用はないから出て行け!」

ここの学校ってみんな黒いのかな。。。

とまぁ、こんな具合に追い出されました。