「汰斗!唯ちゃんを手放したり泣かしたりするんではないぞ。」


「分かっている。」


汰斗くんの目は本気で
私は、反らせなかった。


「ソレにしても‥‥‥


唯ちゃん可愛いわ~!!!」


ギューッとされているわたし。


「離れろお袋。」


「うるさいわね〜!
将来私の娘になるんだからいいでしょ~!!」

将来‥‥


汰斗くんの奥さんになれなたらいいな。