「ほら、奏太!言いたいことあるんでしょ?姫花に!」

そう言ったのは海音。

海音は、私達を二人にした。

「姫花。俺から別れてくれ。って言ったのにごめんな。俺、姫花の事が忘れられねーんだ。俺とまた、やり直してくんね?」

「はい!喜んで。実は私も奏太の事、忘れられなかったの。」

結構、遠回りしちゃったよね。私達。

「さて、今日は何食べましょうか?」

「姫花の作ったものならなんでも!」

「はいはい。」

子供みたい。

私達は、美味しいシチューを食べた。