「それぞれ、カップルになった事を祝って、乾杯!」

と式をとってるのは、紛れもない紫苑で。

私が主役。。とまでは行かないまでもあんたは部外者でしょうが!と突っ込みたくなる私の心を抑える。部外者ではないにしても、主役はあくまでも紫苑以外なのは確かだ。

祝いの場所に喜怒哀楽の喜、楽は似合うとしても、怒、哀は似合わないような気がするのは鈍感な私でさえもわかった。

当然の事、イツメンのみんなは私と奏太の関係を知っている。