気づけば私は、部屋の前にいて、

「姫花も早く来なさい!」

なんてお母さん。

「広すぎだろ。この部屋一人で使ってたのか。。。。なんかすげー。」

と感激してる奏太。

そりゃそうだよ。1部屋で、3つ分あるんだから。

「じゃ、よろしくね!姫花。」

と他人事みたいに言う。

「あ、ちょっとー。」

あーあ。行っちゃった。

はめられちゃったよ。

このひとには、私のプライパシーなんて関係ないんだ。