「どうして?そんなことはやく言いなよ。だったら瞬時にオッケーして協力してあげたのに。」

「ごめん。言えなかったんだ。」

チク!

この時、何かが、私を変えてしまった。

「謝らないでよ。とめてあげるから。で、部屋はどうするの?」

と私は、お母さんに聞く。

「姫花と奏太君、一緒の部屋でもいいかしら?現に、姫花の部屋は、他のどの部屋よりも広いんだし。」

「え?嘘でしょ?」

「おねがい!じゃ、部屋へ行きましょ?」

こらー!人の話を聞かず、勝手に決めるなー!
健全な男女が1つの部屋って危なくないですか?

はぁ、なんでこんなことになっちゃったの